老人には仕事をさせるのが効果的

 

 ■ 評価は人が決めるというが 

  老人の域になり、社会や家族と接する時間が少なくなると

  価値判断さえ、その人自身がしなくてはならなくなる

  男女年齢問わず、孤独に耐えられなかったり、自分の存在を否定して

  しまう状況のスパイラルに陥ると、自分の存在価値さえ否定し始める

  しかし、余程深刻なのは、その存在が忘れられることである

  誰にでも当てはまることですが、老人を対象に考えたい

 

 

  老人とは

  検索すると、高齢者の定義と考えると65歳以上からとなるようだ

  40・50代でも考え方が固着し、老成化したような人も結構多い

  今は70・80代でも取り組む何かがある人の場合、ここでは当たらない

  一般的な表現でいうと長年仕事を続けて来た人が定年した場合、特に

  仕事一筋の真面目な人はなかなか社会役割を果たす実感を、特に真面目

  なだけに思い詰めるのではないだろうか 記事での老人は、このような

  平均的な方を対象としたい 

 

 

  仕事(つまりやること)がないと

  年齢を重ね、仕事の前線から少し距離を置くように

 なると自分が社会との関わり方に対して、重み付け

 を自然と問いかけるようになる

 

 特に家族が少しづつ離れ、まして通院するような

 病気がちともなれば自分が重荷になっていないか

 などと考えるようになる

 

 

  役割を果たしてもらう

  出来ることは何でもしてもらう、できれば社会的な

   整備が整えば報酬を伴うほうが、なお良いが…

  政府の年金受給対象年齢を引き上げ「働き方改革」こんなものは話題にも

  ならない給付財源縮小の隠ぺい詭弁にすぎないことは誰でもわかる

  専業主婦が、頑張って帰宅した旦那に「お茶は?」「風呂は?」と聞いて

  悪いはずがなく、「私だって家事で忙しい!」と切り返すのは分業が進んで

  いる状態では言い方次第

  報酬がなくてもボランティア活動は素晴らしく社会貢献出来る仕事と言える

  報酬がある方がわかりやすくて良い

 

 

   立っているものは親でも使え

  昔のことわざにあるが「立っているものは親でも使え」は急いでいるときは

  頼んでも処理せよという事のようだ

  小さなことでも分担して協力してもらって仕事を

  やってもらう方が良い

  そこには頼み方の段階でコミュニケーションの場

 もあれば、頼まれる側も期待に応える気持ち自体が

  心地良いのではないか

  

 

   趣味や共感性では得られない

  朝の通勤電車の座席に70代ぐらいの男女2名ずつの仲良しグループが占有

  している 私の通勤先がローカルな場所にあり、よく見かける風景だ

  吊革に疲れた顔をした、半ば居眠りをした派遣社員が揺れている(同じ工場が

  行き先でよく知っている人物が多数)ご褒美で年金生活が出来、趣味で山登り

  も良いだろう

  しかし、不自然な光景である もう優先座席は身体的なハンデがある人限定で

  良い気がする(妊婦もその一角、ただ子供は鍛えるため別に座らなくて良い)

 

  横道にそれた

 

  少し自分を見つめる習慣がある人は、受け取る側が

  価値を感じなければ、自分もあまり存在を感じない

 

   高齢化が進むというが、働き手を何故外国人労働者なのか?

  人手不足なら、コンビニでも老人に働かせれば良い

  レジ周りにAIを使って効率化を図るという企業の

  ビジネスチャンス探しは正直不気味だ

  少々レジ打ちのスピードが遅くて何が問題で、何が

  気に入らないのか良くわからない

  段階的な大店法の改定以来、商店街はシャッター商店街となり閑散となり、

  若い人も活気のない街に住みたくないとばかり都会に働きに行く

  金物屋さんからおばーちゃんが出てくる様子は何処に行ったのか

 

   もっと寛容に

  身体的な制限が出来てしまった人でもできるだけ自分で身の回りのことやるは

  ホームヘルパーや介護の現場では行われている 老人にも特別扱いせずガンガン

  働いてもらう 休息は必要だが、忘れた存在を放置するのも良くない 

  既に加速化してる高齢化に対しては、働ける人は

  働き、動ける人は動くのが良い

 

 

   神経質で失敗を許さない気質はおかしい

  人に対してもっと失敗や速度に対して寛容に余裕をもって対応しないと

  いけない 失敗を許さないというのであれば政治の世界はどうなる、世界

  情勢はどうなのか?矛盾だらけではないか

  個人レベルではもっと寛容にならなければならない

  弱者ばかり糾弾したり、それに乗っかるだけでは

  誘導されても気がつかない鈍感の塊になる

 

   若いベンチャー起業家は年寄りに仕事をさせる

  そろそろ、自動車のシェアとか宇宙とかの可能性もあるが、出尽くし感を

  感じたならば「年寄りに仕事をさせる」こともビジネスチャンスと感じな

  ければいけない

  仕事の後の爽快感で財布の紐も緩む 

  若い人には非正規ことから正規雇用に切り替え、老人が派遣社員で活躍する

  方法はないのか