人に先立たれたあと、感情の整理が出来なくても放置プレイは許されない(誰でも決断に迫られる)

  ■ 墓の数が合わない 

日常あまり触れないし、共感性も乏しいことわかってますが、誰でもが

避けられないテーマとして書いて見ました

太古、どこまでさかのぼるかは別にして、生まれ、

やがて亡くなった人の墓の数が合わないのです

 

素朴な疑問として古代から累々と、人は生まれては亡くなりを繰り返してきた

ところが、京都の地元でも他府県に旅行に行っても墓の数は対して増えていく

現象はない  少なくともそう思えた

 

かつて墓の寿命はというと、あるお坊さんに聞いた

ところ6代までと言ってた記憶があった

 

 

本当かと、もっと詳しく調べ、ググってみると

以下のような報告を見つけました

                             以下掲載抜粋

墓じまいをする人がどんどん増えている事実がある

 全体的なトレンドからすれば、墓じまいの増加傾向は今後も続くことが予想されます。日本は人口減少社会に突入しており、人口減少に歯止めがかからない限り、現存のお墓を承継する人の数は不足していくでしょう。

ただ、墓じまいを行う個々の人々の事情が直接に人口動態と関連しているとはいえないでしょう。個々人が人口動態を意識して選択をしているわけではないからです。個別に見ていくと、「お墓が遠くて管理が大変だから近くにお墓を移転させたい」という人もいれば、「承継者がいないから自分の代できちんと墓じまいをしてしまいたい」という人もいます。また、兄弟の少ない夫婦であれば、両家の墓を継ぐことになって管理負担が大きいため「ひとつにお墓をまとめたい」というニーズもあります。

 

大まかにみると「墓参りや管理の負担」「金銭的負担」「承継者不在」などの理由が中心にはなっています。

このように個々の事情はさまざまです。しかし、人口減少の動向と墓じまいの増加がリンクしているように見えることは興味深いことです。総務省統計局が発表している人口推計によれば、日本における総人口はピークの2008年から比較して2016年には約110万人も減少しています。2010年からは一貫して減少していますが、改葬数は2010年以降増加傾向にあります。3

少子化など家族構成の変化、多死社会と呼ばれるような段階に日本社会が入ってきたことなどからすれば、墓じまい(改葬)数の増加は当然の流れなのかもしれません。

 

墓じまいに抵抗感を持つ必要はない

実は3、4世代しか眠っていない「先祖代々の墓」

墓じまいをする際に新たな墓を建てない場合、「ご先祖様に申し訳ない」と考える方が多くいらっしゃいます。先祖からずっと続いてきたお墓を自分の代でなくしてしまうのだ、という罪悪感が心理的負担になる人も多いのです。

しかし、「先祖代々の墓」と考えられている墓の多くは、実はほんの3,4世代分のお墓に過ぎないことが多いのも現実です。現在では火葬して焼骨を一家の墓に納骨するのが当たり前と考えられていますが、日本で火葬が普及しはじめたのは明治時代以降のことで、大正14年(1925年)でも火葬率は43.2%に過ぎなかったとされています4。現在ほぼ100%といわれている日本の火葬率が50%を超えたのも昭和10年頃だともいわれています。土葬は故人1人ずつの墓であることが通常ですので、「先祖代々の墓」というあり方が日本で主流になってからまだ100年も経っていないということです。そして多くの場合、土葬されていたはずの古い先祖の遺骨は現在の墓の中には納められていません。

もちろん数代であっても守られてきた墓をなくしてしまうことへの抵抗を感じる人はいるでしょう。ただ、「先祖」といっても多くの墓は数代の人々の墓に過ぎないのだということを理解しておくことは無意味ではないと思います。

 

墓じまいをすれば問題を次世代に先送りしなくて済む

承継者のいない墓を放置しておけば、墓は荒れ、無縁墓になりいずれは撤去されてしまいます。承継者がいる場合でも、墓を継いでもらうことはもしかしたら問題を次世代に先送りしているだけなのかもしれません。実際、承継者がいる方でも「子供や孫を墓参りに誘ってもなかなか一緒に来てくれない」という理由で墓じまいを検討する方もいます。

率直にいえば、「先祖代々の墓」に本当に昔のご先祖様が眠っていることはほとんどありません。そうであれば、罪悪感や抵抗感にさいなまれるよりも、未来の子孫のことを考えてお墓のあり方を検討する方が良いのではないかと思います。

また、本当に承継者がいない方の場合は、放置していれば無縁墓(無縁仏)になってしまうことは避けられません。無縁墓(無縁仏)になってしまうよりも、自分の代で墓じまいをして遺骨をしかるべき方法(合同供養塔などへの納骨、散骨など)で供養することは、前向きで良い選択だといえると思います。

先に見たように日本は人口減少社会に突入しました。国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば総人口2040年の1億1,092万人、2053年には9,924万人、2065年には8,808万人になるとされています(出生中位推計)5。お墓を増やすのはもちろん、現状のお墓の数のままであっても、それを管理していくことが難しいことは明らかなように思えます。本来は、個々人が墓じまいについて頭を悩ますだけでなく、社会全体としてお墓のあり方自体を見直し、将来世代に負担を先送りしないようにすべき時期にきているのではないでしょうか。          

                              以上まで掲載抜粋

 

そこで次に

 

素朴に連想で、住居内の仏壇については?調べたら

                           船井総研調査によると

1997年を「100」とすると「74.63」「71.68」「46.21」

 1997年、2002年、2007年、2014年の仏壇業界の市場規模の推移を示した数字です。

2007年~2014年間に30%以上の市場減少。

                            以上までデータ抜粋

 

この現象に対して、私なりに補足してみますと

仏壇の減少は墓と同じの継承の問題もあるし、初期費用の問題や現代の住宅内に仏壇がなかなか溶け込まないといったデザイン上の理由もある(先のブログで説明してます)

 

 

人口減少といっても高齢者の比率は高いが、今後は?

実は墓や仏壇のことは若い人の次世代の課題である

究極的には人が亡くなって、周囲の人は

「放置プレイ」は許されないのである

 

そこで具体的な対応案を考えたい

流れは止められない、が、自分の大切な人の思いでや偲ぶ気持ちは不変でも

時代とともにその形式や扱い方は変わっていく

そんなテーマに対して、建築デザインの経験側面を通じて思いを形に残す

方法を考えて具体的に提案していきたい

次回以降掲載でこれからの取り組みを案内したいと思っています